mothercoat books

これは本です。あれも本です。もしもあなたが読んだなら。

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    • 2016.02.26 Friday
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    ”fake a fake”MV対談 フクノスケ

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      フクノスケ企画
      『“ fake a fake “ MV対談』



      “ fake a fake ”
      mothercoatの曲の中でもライブでもよくやっているこの曲、
      前ギタリスト、ニノミヤソウがいる頃にできたキャッチーなギターフレーズから始まるこの曲ですが。
      現ギタリスト、アベフクノスケが加入後
      やりたいと言い出して、曲自体をアップデートして”OQUZ”に収録されました。
      そして今回”fake a fake”のミュージックビデオを作ることになりました。
      普段から自分たちでなんでもやってしまう僕たちですが、
      ここはひとつ誰かに作ってもらおう!!と思っていた所、
      ギガディランによる『誰か僕たちのMVを作ってみないか?』というTwitterから
      『僕がやります!!』と若き才能
      ”篠田知典” 監督が声を挙げ、
      そこにどこからか雲のように現れた逸材
      ”クリストファー・フライマン” が素なのか?演技なのか?カメラ越しに”芝居”を繰り広げ、名作 “ fake a fake” のミュージックビデオが完成しました。

      そして今回このミュージックビデオを見て思うこと、映画に対して思うことをリュックサックに入れてミュージックビデオの舞台でもある”京都”にフクノスケが監督と役者の2人に会いに行きました。

      対談にはクリストファーの息子、生馬さんと
      fakeのMVビデオを今回撮影してくれたカメラマン、徳永智大さんも参加してくれました。
      それではお楽しみください。


      ー映像が好き。音楽も好き。ー


      フク(F)
      「クリストファーはじめまして。
      まずはクリストファーのプロフィールを教えてください。」
      クリストファー(C)
      「私の父が趣味でカメラが好きでした。
      私も幼い頃から映像や写真に興味があり、
      19歳の時にカナダのCBC(カナダの国営放送局)に入社しました。
      そこでスタジオカメラマンの仕事や編集の仕事をやってその後、カナダの映画会社で働きました。今度はオーストラリアに行って
      テレビドラマのカメラマン仕事をしました。
      その後、パプアニューギニアで国の観光用の映画を作りました。
      41歳の頃、東京に来てフリーのカメラマンの仕事を始めました。」
      (F)
      「カメラマンやディレクターをやっていたんですね、演じるのは初めてですか?」
      (C)
      「30代、40代の時にドキュメンタリードラマで演じた経験もあります。」
      (F)
      「そして今はトランペットを演奏してアーティストとして活動されているそうですね。」
      (C)
      「トランペットは53歳から始めました。若い時はトロンボーンを少し吹いていたのですが、トランペットに出会ったのは
      初心者向けの”楽器を演奏するワークショップ”でした。」

      ”クリストファーフライマン”

      (F)
      「続いて篠田くんのプロフィールを教えてください。」
      篠田(S)
      「僕は最初はバンドがやりたかったんですよ。」
      (F)
      「え!?そうだったの?」
      (S)
      「そうなんですよ、大学に入って映像学部に入ったのと同時にギターを買って始めたんです。映像とギターを。でも2,3年やってみてこっちの方(映像)が向いてるのかなって。」
      (F)
      「それでたくさんのバンドのMVを撮っているんだね。」
      (S)
      「確かにバンドは好きなのでMVを撮るのは楽しいですね」

      ”篠田知典監督”

      ーシュールでクールなー


      (C)
      「なぜmothercoatは篠田監督を選んだのですか?」
      (F)
      「最初はギガがmothercoatのMVを誰か撮ってみないか?とTwitterで呟いて、それを篠田くんが人伝いに聞いて名乗り出てきてくれたっていう。」
      (S)
      「一番最初のミーティングをした時にシュールでクールな物を作って欲しいと言われました。」
      (F)
      「これはmothercoat(特にギガだと僕は思っている)がクールなものは作りたいが、カッコつけすぎてしまったり、
      綺麗なものすぎると恥ずかしくなってしまう。という癖があるので
      最初から少しコミカルというか、シュールな感じを持ったクールなものを作って欲しかったんですね。」
      (S)
      「カッコつけすぎてもダメ、
      カッコいいけど笑えるっていう。」
      (F)
      「あとは具体的に京都で撮るとか、外国人がいいとか、ダンスが欲しいとかミーティングで決めて細かいところはメールとスカイプでやりとりしました。
      クリストファーと篠田くんはどこで繋がったの?」

      (S)
      「最初、京都に観光しに来た外国人がテーマだったので外国人の人を探していました。
      そこでカメラマンの徳永くんの大学の先生とクリストファーが友達でつながりました。」
      (C)
      「そして篠田くんは私がMVに出演したお礼に、私がトランペットを演奏しているビデオを撮ってくれたんですよ。」
      (F)
      「そういうつながりだったんですね。
      撮影前にクリストファーの写真を見せてもらって、この人でいきます。と雰囲気があってメンバーも楽しみにしてました。」


      ーfake a 妄想ー

      (F)
      「今回のfake a fakeのコンセプトについて聞かせてください。」
      (S)
      「いきなりですけど、ラストシーンは僕の意図したアイデアとは違うんですよ。あの本を読んで終わるというのはクリストファーのアイデアなんですよ。」
      (F)
      「えっ??そうだったの?」
      (S)
      「僕の最初のアイデアはラストは細い木屋町の方通りから河原町の方に抜けると、わりと
      木屋町の日本的な町の感じから河原町の方にスタバとかマックとかがあって、
      わりとアメリカな感じの町に抜けて
      外国から来たけど、元々自分がいたところとあまり変わりなかった。っていう設定だったんです。でもクリストファーのアイデアの本を読んで終わるというのも面白いと思ったんですね。
      内容は違うんですけど、テイストは一緒だったんです。」

      ”ラストシーンで本を読むというのはクリストファーの案”
      (F)
      「fakeだったっていう?」
      (S)
      「そうなんです。これは最近1年前くらいから
      思っていたことで、居心地が悪いなって感じてることが増えてきてて。それは人間関係のことなんですけど、ちょっとした疎外感とか違和感みたいな要素は入れたくて。」
      (C)
      「あとちょっと夢みたいだったっていうことみたいな感じで。」
      (F)
      「夢?」
      (C)
      「例えば街で綺麗な女性がいたとする、その人と別になんにもない。だけどご飯を食べに行ったり、お話ししたり、楽しいこととをしてるイメージをする。」
      (F)
      「それはつまり自分の理想(妄想)であると?」
      (C)
      「それはラストシーンの本をみてるところで
      自分は夢を見て追いかけていたんだったんだなぁと。フェイクだったんだなぁと。」

      ”ラストシーン”
      (F)
      「妄想はフェイクですもんね。」
      (C)
      「あるでしょう?街で綺麗な女性いて。」
      ( I )生馬
      「そればっかりだなぁ笑」

      ”クリストファーの息子生馬さん”
      全員
      「笑」
      (F)
      「クリストファーさんはロマンチストなんですね。」



      ー撮影話ー

      (F)
      「撮影の話なんですけど、大変だったこととかありましたか?」
      (S)
      「大変だったことはそんなにないですけど、クリストファーは寿司が苦手なんです。」
      (F)
      「えっ?MVで寿司食べてるじゃないですか?」
      (C)
      「ウニは食べれません。マグロだけ食べられます。笑」
      (F)
      「ってことは鉄火巻きは食べていて、
      ウニに醤油かけてるけど、実際にはマグロを食べてるんだ!」
      (C)
      「マグロオンリー。」
      (S)
      「そうなんです。あとこれなんですけど、」

      ”シンプルメンのパンフレット”
      (S)
      「ハルハートリーという監督の”シンプルメン”という映画なんですけど、ダンスをするシーンのカットこれほぼ一緒なんですよ。」

      ”シンプルメンのダンスシーンカット”
      (F)
      「振り付けはどうしたの?」
      (S)
      「好きな映画にあるダンスシーンを2つか3つくっつけて、それを僕のガールフレンドに
      最初に伝えんです。そして撮影の時に
      クリストファーの前で僕の友達が2人踊ってるんですけど、この3人の前に実際は映ってないけど僕の彼女が踊ってます。」

      ”実際の撮影はこの3人の前に篠田監督のガールフレンドが踊っている”
      (F)
      「えっ!そうだったの??」
      (C)
      「撮影に関して言えばもう一つ面白いエピソードがあるんですよ。1番最初と最後に出てくる本がありますよね?あの本の著者が実は僕の友人なんです。」
      (F)
      「あの芸者さんが書いてある本ですよね?」

      ”冒頭とラストに出てくる京都のことを綴った本”
      (S)
      「偶然、著者がクリストファーの友人だったんですよ。僕が本屋さんに行って撮影用に
      京都のパンフレットを探していたんです。
      面白い挿絵と英語の文でいくつかパンフレットがあったんですけど、良いなと思った本をクリストファーに撮影で渡したら”これは僕の友人が書いた本だよって”偶然にも。」
      (F)
      「すごい!偶然!」
      (C)
      「その後、その友人の本の著者の方が、
      MVを見たらしくて、彼も喜んでいて
      ありがとうございました。って連絡がきたんです。」
      (F)
      「それは嬉しいですね。」


      ーロスト・イン・キョウト。ー

      (F)
      「今回影響を受けた作品はありますか?」
      (S)
      「ロスト・イン・トランスレーションは影響を受けました。」

      ”ロスト・イン・トランスレーション”
      (F)
      「篠田くんはソフィアコッポラの作品が好きなんだよね。」
      (S)
      「そうなんです。映像の撮り方とか、脚本もですけど
      サウンドトラックの選曲とか。」
      (F)
      「SOMEWHEREのストロークスの曲よくない?あれリリースされてないよね?」
      (S)
      「わかります!ハート・イン・ア・ケイジの、弾き語りver.ですよね!?」
      徳永(T)
      「確かソフィアコッポラってストロークスのボーカルと結婚したんじゃなかったですっけ?」
      (F)(S)
      「マジで!?ジュリアンと結婚したの?」
      (後日、調べたらソフィアコッポラはフランスのバンドPhoenixのボーカル、トーマス・マーズでした。)
      (S)
      「このロスト・イン・トランスレーションも物語に大きな展開やハッキリとしたオチはないですけど、外国の人が日本に来た時の疎外感みたいなものとか、浮いてる感とかは影響受けました。
      あとは缶コーヒーのBOSSのCM。」

      ”.缶コーヒーのCM BOSS”
      (F)
      「トミーリージョーンズのね。クールな演技してるけど、シュールな感じね。」
      (S)
      「コミカルな部分はBOSSのCMから影響を受けました。」



      ー映画の昔と今ー


      (F)
      「クリストファーは影響を受けた作品や好きな作品はありますか?」
      (C)
      「私はオーソンウェルズの市民ケーンという映画が好きです。昔のモノクロの映画なんですけど、カメラワークがとても素晴らしい映画なんですよ。こう、カメラと被写体の距離とか、フォーカスの位置とか。」

      ”市民ケーン”
      (F)
      「すいません、僕はみたことなくて。
      篠田くんはみたことある?」
      (S)
      「もちろんあります。映画の教科書みたいな作品なんですよ。よく名作ランキングとかでもだいたいかなり上位なんですよ。」
      (C)
      「D.W グリフィスのイントレランスっていう映画も好きです。スケール感が凄い。かなり古い映画ですが素晴らしいですよ。」

      ”イントランス”
      (F)
      「これも古い映画ですよね?いつくらい?」
      (S)
      「これも名作ですよ。市民ケーンよりもさらに前っていう。」
      (C)
      「市民ケーンが1941年でイントレランスが
      1916年だった気がします。現在とは違って昔はフィルムだったでしょう。撮影もすごくシビアだったんですよ。撮影する前にミーティングに時間をかけて、いざ撮影となってもフィルムは高価な物だったからシャッターをきる時間も少なかった。今もそうですけど、
      すごくお金がかかるんですね。映画を撮ることは。そして編集も今のようなデジタルな
      技術はなかったので大変な作業でした。」
      (F)
      「すごいですね。昔に比べたら今はだいぶ技術のおかげで撮りやすくなったんですね。
      他に篠田くんは好きな映画はある?」
      (S)
      「僕は最近でいうとマークウェブっていう監督は好きです。500日のサマーとかアメイジングスパイダーマンとかたくさんのMVを撮ってる監督ですね、あとはガスヴァンサントっていう監督のエレファントっていう映画がすごく好きです。今年でいうとトライブっていう映画とグザヴィエドランのMommyは面白かったです。」
      (F)
      「ドランね。今かなり人気だよね。10代から本格的に映画撮っていて俳優と監督をどっちもしていて沢山、賞もとっているんですけど今年のカンヌ映画祭の最年少審査員を務めた人なんですよ。」

      ”グザヴィエドラン”
      (S)
      「僕の同い年なんですよ、すごいですよね。クリストファーさんは最近の映画は見ますか?」
      (C)
      「そんなに多くは観ないですけど、この前みたのはTED2。」

      ”TED2”
      (F)
      「意外!!コメディ映画好きなんですか?」
      (C)
      「好きですよコメディ。サウスパークとか」

      ”サウスパーク”
      ( I )
      「コメディだったとしても表面的にはアホなんですけど風刺があるじゃないですか。」
      (F)
      「わかります。少しブラックなジョークだったり。」
      ( I )
      「世界の現在の問題とかとりあげるから、すごくアホなんだけど、現状のアホ加減を
      皮肉を使って表していたりして。そういうのは好きだよね。クリストファーは政治に興味があるんですよ。」
      (F)
      「コメディ映画意外は見ますか?」
      (C)
      「そんなにたくさんみないですね。
      最近はとくにハリウッドはCGとかデジタルの技術は上がったきたんですけど、内容が少し薄いのかなって気はしてます。確かに視覚効果や聴覚効果は素晴らしいです。
      でも僕は映画をみて、しっかりとその映画について考えたいと思いますね。」
      (S)
      「日本でもアメリカでも今は売れてる映画って言ったら大体はアニメや漫画が原作ですもんね。」
      (C)
      「そうなんですけど、やっぱり今はインディー映画や小さな映画館で配給があまり多くできないような映画が好きですね。アーティストとしてこだわりをしっかり持ってる感じがして。」
      (S)
      「アカデミー賞作品受賞なんかそうですけど、去年はバードマンというわりとエンターテイメント性が強いものと、その前の年は人種差別を題材にした”それでも夜は明ける”っていうわりと社会問題とかテーマにした作品とどっちもありますよね。」

      ”バードマン”

      ”それでも夜は明ける”
      (S)
      「そうなるとアカデミー賞を受賞する
      '立派'な作品って考え深いなと思いますね。僕はあの年ゼログラビティが受賞すると思っていたし。」
      (F)
      「近年はシリアスというか社会性がある映画が多く受賞している気がするよね。アクション映画やSF映画が取りにくい気がする。」

      ーアクション映画が起こすアクションー

      (C)
      「最近のアクション映画はCGなどの技術は素晴らしいけど脚本が少し薄い気がしてます。」
      ( I )
      「でもアクション映画でも僕は1989年にクリストファーとロサンゼルスにはじめて行ってハリウッドの映画館でバットマンを見たんですけど、初代のバットマンってシナリオもまだよくわからないし、でもカッコいいダークなヒーローっていう衝撃があったんですよ。

      ”マイケルキートン演じる初代バットマン、彼が'バードマン'に主演している”

      「バックトゥザフューチャーもそうだし、ジュラシックパークもそうなんですけど、80年代のハリウッド映画には名作揃いなんだけど、全部初体験だったし、衝撃がすごかったんですよ。もうみんな映画館で大きな声を上げて拍手とかしてたし。クリストファーとそれを楽しんでた。父とのいい思い出ですね。」
      (F)
      「すごくいいですよね。そういう雰囲気。僕はスターウォーズに近い思い出があります。アクション映画やSF映画はそういうサブカルチャーが盛り上がるパワーみたいなものを感じます。」





      ここで対談は終了です。
      今回の対談のキッカケはfake a fakeのMVからはじまりました。
      僕は映画がもともと好きだったので
      好きなモノの事を話すのがとても楽しかったです。まだまだ僕も知らないことが多いなと思って、もっともっと知りたくなりました。
      それは勉強みたいな感覚よりも、
      もっと子供がなにそれ??みたい感覚になるような近い感じです。
      もっともっと色々な人と色々なモノを、
      映画だけじゃなくて、音楽とか本とか好きなモノの好きになるキッカケを人とお話しをして広がってゆく。
      それをケイタイでみてあなたがみるキッカケになればいいなと思っております。



      さぁこれから新しく作られる映画や音楽が楽しみ!!


      mothercoat gt.?
      アベフクノスケ
      1992/11/14 新潟県生まれ

      Director
      篠田知典
      1989/07/05 高知県生まれ
      http://weekendinthekyoto.tumblr.com/

      Acter
      Cristopher Flyman
      クリストファー・フライマン
      1942/08/19 イギリス マンチェスター生まれ
      www.christopherfryman.com/


      Son
      生馬
      197412/23 東京生まれ

      Camera
      徳永智大
      198907/04 大阪府生まれ

      インタビュー場所
      京都市中京区 CAFE INDEPENDANTS


      さ!肝心の”fake a fake”MVは
      こちらから!


      Fükü

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